メディカルオンライ診療サービスのイーメディカルジャパン(東京都千代田区)は16日、NBSロジソル(大分県日田市)が、物流業界で初めて同社所属の全ドライバーに高血圧オンライン診療サービスを福利厚生として導入すると発表した。
高血圧を主なリスク要因とする心臓疾患、脳血管疾患、大動脈解離などを未然に予防し、「健康起因事故」による重大事故防止を図る。
同サービスでは、イーメディカルジャパンが提供するオンライン診療サービス「イーメディカル」を活用することで、忙しい運転業務などで血圧測定を習慣化しづらい人でも、血圧計とアプリの連動で簡単便利にセルフマネジメントができ、通院が必要な従業員には6時-23時(土日祝も含)の幅広い診療時間を提供する。
健康状態による事故や運転継続が不可能になる健康起因事故は、事業用自動車の運行事業者にとって運行の安全に関わる課題で、過去に同事故を起こした運転者の疾病別内訳では、心臓疾患(心筋梗塞等)、脳血管疾患(くも膜下出血等)、大動脈解離など高血圧を主なリスク要因とする疾患が32%を占める。また、運転者の死亡が発生した事故では同3つの疾患が79%を占めるため、高血圧に適切に対処・管理することは事故発生を未然に防ぐために重要だ。
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