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2月からのテスト経て一部地域で本格展開

アマゾンが置き配開始、「自転車のかご」指定可能に

2019年7月8日 (月)

話題アマゾンジャパンは8日、関東・関西・東海・九州の一部で商品の受け取り場所に「玄関」「宅配ボックス」「ガスメーターボックス」「自転車のかご」「車庫」「建物内受付・管理人」を選べる「置き配指定サービス」を開始する、と発表した。

2月から開始したテスト結果を踏まえて本格展開を開始するもので、「デリバリープロバイダ」と呼ばれる配送委託先事業者がサービスを受け持つ。

このサービスは購入者が配送オプションで置き配指定サービスを選択することにより、自宅の指定場所へ商品を配達してもらい、サインなしで受け取ることができる。これまでのような不在配達票の確認や再配達の時間設定など、顧客側の負担軽減も期待される。

補償については従来の配達と同様、顧客から状況をヒアリングし、ケースバイケースで商品の再送、返品や交換に対応する。配達スタッフは、玄関など顧客が指定した場所への配達が完了すると、専用アプリで配達場所を撮影。顧客は配達完了通知メールや配送状況確認画面で配達された商品の画像を確認できる。

希望に応じ、撮影を行わない設定にも対応する。天候状況などで置き配指定場所への配達が難しい場合は、配達スタッフが顧客に連絡し、都合や要望を聞くなどして柔軟に対応する。

対象エリア内のすべての顧客が利用できるわけではなく、注文時に配送オプションとして置き配が表示された顧客に限定して選択できる。

■置き配指定サービス実施エリア
東京都:江東区、渋谷区、新宿区、世田谷区、中野区、板橋区、北区、目黒区、杉並区、台東区、豊島区、大田区、品川区、練馬区、武蔵野市、三鷹市、西東京市
神奈川県:横浜市磯子区・栄区・青葉区・港南区、川崎市、綾瀬市、海老名市、三浦市、横須賀市、高座郡寒川町
埼玉県:春日部市、越谷市
愛知県:名古屋市昭和区・瑞穂区・中区・中村区・熱田区
静岡県:浜松市西区・中区・東区・浜北区・北区
大阪府:茨木市、高槻市、摂津市
福岡県:福岡市中央区・博多区