アマゾン、コンビニ・ロッカーで商品受取可能に

ECアマゾンジャパンは、18日から新たな商品受け取りサービス「Amazon Hub」（アマゾンハブ）を導入し、同サービスを提供する「アマゾンハブ・ロッカー」と「アマゾンハブ・カウンター」を東京・神奈川から順次展開していく、と発表した。

「-ロッカー」は、商品注文時に配送先に指定すると、商品がロッカーに配達され、3日以内であれば商品をいつでも受け取りできるサービスで、ロッカーの解錠には受け取り準備完了の通知メールに記載されているバーコードを使用する。「-カウンター」は、商品が指定の店舗に配達され、同じくバーコードを用いて店舗スタッフから商品を受取るサービスで、最大14日間商品を保管する。

両サービスは、同社のECサイトで取り扱う多くの商品で利用でき、追加費用は不要。「当日お急ぎ便」「お急ぎ便」「通常配送」の使い分けにも対応する。9月中に東京と神奈川の数十か所でサービスを開始し、年末までにファミリーマート、小田急電鉄、富士シティオ、昭和女子大学、東京海上日動火災保険、ecbo、りらく、大学生協事業連合――など200か所以上に拡大。2020年以降は全国に展開する。

同社は、このほかにも2月に「置き配指定サービス」を開始するなど商品受け取りの利便性と再配達問題に焦点を当てたサービスを導入しており、同社のジェフ・ハヤシダ社長は「顧客の利便性を向上しながら再配達を軽減することで、ドライバーへの大きな支援になると考えている」とコメントした。