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バローHD、事業所向け配送事業を開始

2019年7月9日 (火)

ロジスティクスバローホールディングスは9日、一般事業所の従業員向けに、退社時に事業所で商品を受け取ることができる配送サービス「ainoma」(アイノマ)を16日から開始すると発表した。

社内事業所を対象としたパイロット・テストの結果、事業として成立すると判断した。買い物に行く時間がないという「働く世代」の需要を見込む。まずは岐阜県可児市の事業所向けサービスから開始する。

導入企業の従業員は、あらかじめインストールしたアプリを用い、休憩時間などにスマートフォンから注文することで、退社時に商品を受け取ることができる。アイノマ側は、近隣のスーパーマーケット「バロー」で商品を選定し、顧客別ボックスに仕分けた上で、10時までの注文は16時までに事業所へ配送、13時までの注文は18時までに届ける。

アプリにはバローのデジタルチラシを掲載し、店頭同一価格で商品を販売する。対象商品は生鮮食品、加工食品、冷凍を除く日配品など7000品目で、今秋以降、「Vドラッグ」の商品も取り扱う。

入会金・年会費は無料で、1500円(税抜)以上を購入すると配達料もかからない。バローホールディングスでは、この事業モデルについて特許出願中だという。