ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

デンソー、中国で合弁会社始動、二輪部品事業を強化

2012年7月4日 (水)

拠点・施設デンソーは4日、中国の二輪用部品製造・販売拠点「重慶電装有限公司」(重慶電装)と、中国の二輪部品メーカー「昆山鞏誠電器有限公司」(昆山鞏誠、江蘇省昆山市)の事業統合を完了し、合弁会社として1社2工場体制での運営を先月から開始した、と発表した。合弁会社の社名は、鞏誠電装(重慶)有限公司。

 

ガソリン二輪車販売の世界市場で2011年に最大の市場規模となった中国で、重慶電装と昆山鞏誠の事業を統合することにより、競争力強化を図ったもの。出資比率は、デンソーグループが51%、昆山鞏誠グループが49%。

 

統合後は旧重慶電装を鞏誠電装の重慶本社、工場とし、旧昆山鞏誠を昆山分工場としてこれまで両社で生産してきたキャブレタ式二輪車向けのエンジン点火製品や、今後の排ガス規制強化に伴って拡大が予測される「電子制御燃料噴射(FI)式二輪車」向けのエンジン点火製品などを生産する。