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GROUND、ソニーなど6社から17.1億円調達

2019年8月1日 (木)

M&A物流ロボットの開発・提供を手掛けるGROUND(グラウンド、江東区)は8月1日、事業拡大とEC・物流業界で新しい価値創出を加速させることを目的に、INCJ、ソニーイノベーションファンド、サファイア第一号ファンド、JA三井リース、韓・IMMインベストメント、同日本法人――の6社などへ第三者割当有償増資を行い、17.1億円の資金調達を実施した、と発表した。

調達した資金は、物流ロボットの開発、ロボット運用最適化ソリューションの開発、AIを用いた物流データ整備、次世代型物流シェアリングモデルの研究などに充てられるほか、同社の事業活動の強化と機動的な組織体制の構築を支援する目的で、INCJの鑓水英樹氏がグラウンドの社外取締役に就任するという。

グラウンドの宮田啓友CEOは、「我々が目指す物流の未来像と物流ソリューション事業が評価され、資金調達を実施できたことを光栄に思う。今後はさらなる事業拡大に取り組み、国内外の物流改革に貢献する」とコメント。共同投資家からは期待を込めたコメントが寄せられ、ソニー・北川純氏は「”地に足のついた”ソリューションを提供できるスタートアップであると認識している。同社のさらなる成長と、顧客企業に対して画期的な体験がもたらされることを期待している」とコメントした。