メディカルファーマフーズは9日、韓国・東部韓農との合弁会社「東部ファームPFI」を同日付で設立したと発表した。2013年1月から事業を本格化させる。
東部ファームPFIは、ファーマフーズと韓国・東部グループの中核をなす東部韓農が、ファーマフーズの「鶏卵抗体」「ファーマギャバ」などの機能性素材を用いた製品を、世界的な販路市場を持つ東部韓農で販売することで、グローバル展開する目的で設立した。
東部グループは製鉄、金融、電子、建設、化学などを手掛ける年間売上高15兆ウォンの企業グループで、東部韓農は韓国で過去30年間、農薬部門トップシェアを占めている。
ファーマフーズは育種、肥料、健康飲料、動医薬などバイオ分野に進出しており、グリーンビジネスとして大型野球場250個分に相当する温室栽培ビジネスを推進。東部韓農がファーマフーズのバイオ技術に注目して交渉を開始し、合弁会社の設立に至ったもの。