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日野自、米東部に新工場開設で42億円追加投資

2019年8月23日 (金)

拠点・施設日野自動車は22日、米国販売子会社の日野モーターセールスU.S.A(ミシガン州)と生産子会社の日野モータースマニュファクチュアリングU.S.Aが、東部ウェストバージニア州ミネラルウェルズに新工場を開設し、21日に開所式を行ったと発表した。

新工場の名称は「米国日野製造ウェストバージニア工場」で、敷地面積は37.8万平方メートル。米国内向けに中型トラックを年間2万4000台生産する。同社は、米国での事業展開を日本・アジアに次ぐ第3の柱とするため商品ラインアップの拡充と生産の現地化を進めており、その一環として従来の生産工程を新工場に移転・集約。今後は、現在日本で行っている北米専用車のキャブ生産を新工場に移管するほか、中型トラックの高馬力モデル「XLシリーズ」についても8月下旬以降に順次納車するという。

開所式には、同社の下義生社長、米国日野販売の松岡茂裕社長、米国日野製造の大野敬社長、ジムジャスティス州知事のほか、州選出の上院・下院議員らが出席し、テープカットが行われた。

日野は、ウェストバージニア新工場建設を含め、合計1億ドルの米国事業への投資と、250人の新規雇用を約束してきた。本日、さらなる米国事業の成長を支える基盤強化に向け、4000万ドルの追加投資と250人の追加雇用を発表する。日野は、今後も米国とウェストバージニア州の発展に貢献できるよう積極的に取り組んでいく。日野自動車の下義生社長
日野は、2007年以来、ウェストバージニア州の大事なパートナーであり、今回の追加投資、追加雇用を含め、州最大の雇用事業者のひとつになっている。日野の継続的な投資に感謝する。ウェストバージニア州のジャスティス州知事