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日本特殊陶業、欧米の生産拠点を再編

2010年11月1日 (月)

ロジスティクス日本特殊陶業は10月29日、海外子会社の生産販売体制を見直し、生産性向上による経営基盤の強化につなげるため、海外子会社の再編を行うと発表した。

 

米国では、これまで米国内でのスパークプラグ製造は米国特殊陶業のウエストバージニア工場(ウエストバージニア州)とアーバイン工場(カリフォルニア州)の2拠点で行っていたが、製造拠点を集約し事業の効率化を図る。

 

2011年5月までに、アーバイン工場からウエストバージニア工場への設備移設を完了し、同月末にアーバイン工場の操業を停止する。アーバイン工場併設の倉庫・配送センターは、サービス体制維持のため、引き続き西海岸での物流拠点として活用する。

 

欧州では、これまでドイツに販売法人、フランスに販売法人と製造法人を配置してきたが、指揮系統の統一、統括機能の強化を図るため、フランスNGKスパークプラグにヨーロッパ特殊陶業を統合し、製販一体化を進める。また、生産体制見直しの一環として、ポーランドでの機械工具製造法人を解散する。