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東京都、五輪控えディーゼル車規制周知を要請

2019年8月27日 (火)

環境・CSR東京都はこのほど、自動車NOx・PM法を上回る基準のディーゼル車規制を都環境確保条例で定めているにもかかわらず、現在も排出基準に適合しない車両の走行が確認されるとして、全日本トラック協会に対し、傘下のトラック運送事業者に規制を守るよう周知することを要請した。

2020年夏に行われる東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、関連物資輸送が拡大して全国各地から都内に流入する車両が増加する見込みとなっていることから、大会を機に改めて規制内容を周知し、不適合車両の流入を抑制したい考え。

都条例に適合しない車両が都内を走行する場合、EV、ハイブリッド車、CNG車などの低公害車やガソリン車、条例の規制に適合するディーゼル車などに買い替えるか、九都県市が指定する「粒子状物質減少装置」を装着し、適合者であることを示すステッカーを車体に貼る必要がある。

ディーゼル車で基準に適合しているかどうかは自動車検査証(車検証)で確認することができる。

■基準の適否確認(東京都環境局資料)