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住友商事、中国でマンション開発事業に参画

2012年7月10日 (火)

荷主住友商事は10日、住友商事(中国)企業集団(北京)傘下の住友商事香港有限公司(香港)とともに、江蘇友誼合昇房地産開発有限公司(江蘇友誼)と合弁会社「蘇州双友置地有限公司」を設立し、中国・蘇州市のマンション開発事業に参画したと発表した。

 

住商グループが参画する「蘇州工業園区唯亭」プロジェクトは、上海市と南京市を結ぶ高速鉄道「滬寧鉄道」の蘇州工業園区駅から1.5キロメートルに位置し、マンション棟5棟(17-18階建て)を開発する、事業面積7000坪、総戸数400戸の案件。完成は2015年1月となる。

 

日本で展開しているマンションブランド「CLASSYHOUSE」のノウハウが評価され、江蘇友誼から共同参画を打診された。中国の顧客要求水準の高まりに対応するため、居住性や品質を重視した住宅プランや建物仕様、日本人デザイナーを起用した室内デザイン、高度なセキュリティ設計、日本流の販売手法などを導入した、内装付きマンションとする計画。

 

蘇州工業園区は、中国政府とシンガポール政府が協力して開発を進めている国家級開発区で、多くの有力外資企業が進出し、住宅価格水準が比較的高い地域となっている。同園区勤務者をメインターゲットとし、他物件との差別化を図った高品位のマンションを供給するとしている。

 

■計画の概要
所在地:蘇州市工業園区フウ亭大通
用地面積:2万2740平方メートル(6879坪)
総事業費:約70億円
開発規模:マンション棟5棟(17-18階建て)、商業店舗棟1棟(1階建て)
建物面積:約4万2000平方メートル(約1万3000坪)
総戸数:分譲マンション約400戸
完成予定:2015年1月