ダイト、中国進出へ現地企業を買収

メディカル医薬品の原薬製造販売や製剤の製造受託事業などを手掛けるダイトは10日、中国で健康食品、医薬品中間体、化成品の製造・販売事業を展開する安徽微納生命科学技術開発有限公司を連結子会社化すると発表した。

安徽微納生命科学技術開発有限公司の親会社、千輝企業有限公司（香港）との間で、安徽微納生命科学技術開発有限公司が9月上旬をメドに発行する第三者割当増資を引き受け、70％の株式を保有する。

中国で医療用ジェネリック医薬品の販売を行い、海外進出の積極化を進める狙いで、現地法人のインフラなどを利用し、中国市場進出の第一歩として日本から固形製剤を輸出、現地で小分け外装包装を行い、2-3年後をメドに中国で販売する計画。

子会社化の後、ダイトは安徽微納生命科学技術開発有限公司の社名を大桐製薬（中国）有限公司に変更する。