DIAq、高評価の理由は訪日外国人への対応の速さ

▲訪日外国人へのモバイル機器レンタルでダイヤクのスピード感は重宝されている

サービス・商品セルート（東京・新宿区）は3日、同社の荷主・運送者マッチングアプリ「DIAq」（ダイヤク）がサービス開始から2周年を迎え、訪日外国人旅行客向けの問題解決事例を挙げてサービスを紹介している。

同アプリは、荷物を運んで欲しい人と荷物を運びたい人を直接マッチングするもので、2017年よりサービス開始し、現在は東京23区内、横浜市、大阪市でサービス展開を行っているが、なかでも日本を訪れる外国人向けのビジネスが好調だという。

モバイルWi-FiやSIMカードなどのレンタル機器は「すぐに使いたい」という需要が高い。しかし、宅配便などの従来型の配送サービスでは届けられるのが翌日というケースも多かったが、ダイヤクを使用すれば学生、主婦、出前の原付から個人事業主のドライバーなど、多種多様な人たちが空き時間に運送者となって荷物を運ぶことができる。

このアプリを利用して、日本で働く外国人に向けてモバイルWi-FiやSIMカードなどのレンタルを行っているOg（東京・新宿区）では注文後に運送者とマッチングして指定場所まで最短で40分で完了するという。

セルートではアプリを通じ、シェアリングエコノミーでの効率良く持続可能な次世代の物流プラットフォームの提供を目指すとしている。