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▲須恵営業所
ロジスティクスSGホールディングスは5日、同社グループで国内ロジスティクス事業を手がける佐川グローバルロジスティクス（SGL）が、定期購入を通信販売で提供する「リピート通販」事業者向けに、スペース、人員、自動化・省人化設備、情報システムを複数の事業者で共有するプラットフォーム拠点を福岡県内に2か所開設した、と発表した。
▲福岡営業所
新設した2拠点で提供するサービスは「TAOパック」と呼ばれる受注から荷届けまでをSGHDグループで支援する通販事業者向けサービスの一環で、SGL九州支店の福岡営業所（福岡県粕屋町）と須恵営業所（福岡県須恵町）で作業スペースを提供。作業量に応じて必要な人員を配置する「レイバースケジューリング」を用いた人材管理のほか、丁合機・デジタルピッキングシステム（DPS）・自動封函機などの自動化機器や、SGシステムの出荷データ管理システム「STEP」・在庫管理システム「S-WMS」などの情報システムを複数の事業者で共有する。
同社は、「通販王国」とも呼ばれるほど多くの通販事業者が拠点を構える九州で「TAOパック」を用いて通販に係る物流需要全般を取り込みたい考えで、新設2拠点では商品宣伝チラシを短時間で梱包し商品とともに発送するシステムを投入するなど「リピート通販」に特化したサービスを展開していくという。
▲TAOパック（Tsuhan All in One Package）イメージ（SGL：佐川グローバルロジスティクス、SGS：SGシステム、SGW：佐川急便、SGJ：SGHグローバル・ジャパン、SGMV：SGムービング、SGFD：SGフィルダー、SGF：佐川フィナンシャル、SGA：佐川アドバンス）出所：SGホールディングス
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