ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JR貨物横浜羽沢駅、深夜2本追加・26両荷役対応

2019年9月6日 (金)

(出所:JR貨物)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は6日、着発線荷役式(E&S方式)に改修工事中の東海道貨物線「横浜羽沢駅」(横浜市神奈川区)について11月30日開業後のサービスを明らかにした。

E&S方式の導入によって貨物の引き受け締切時間を15分から78分繰り下げ、引き渡し時間を11分から53分繰り上げるほか、新たに深夜1時10分横浜羽沢発・23時50分札幌貨物ターミナル着の1両(12フィートコンテナ5個)と4時4分横浜羽沢発・21時28分北九州貨物ターミナル着の2両(同10個)が利用できるようになる。

E&S方式は、従来引き込み線に設けていたコンテナホームを着発線上に設けることで、列車が駅に到着した直後から荷役作業が始められるもので、従来に比べ大幅に作業時間を短縮できる。加えて今回の改修ではコンテナホームを従来の14両対応から26両対応に拡張することで、取り扱い能力が向上。発着可能な線路を現行の3線から7線に増設することも決まっており、迅速な取り卸しと柔軟な対応を両立することで輸送障害が発生した際の対応能力も向上するという。

▲E&S方式イメージ(出所:JR貨物)