大和物流、福井県越前市に顧客専用の物流施設

拠点・施設大和ハウス工業傘下の大和物流（大阪市中央区）は6日、福井県越前市で新たな物流施設「福井越前物流センター」（仮称）の建築に着工したと発表した。

福井越前物流センターは、顧客の希望するエリアに適した土地を確保し、同社が施設仕様などの開発計画を提案して開発が決まった物件で、竣工後は賃貸先企業専用の「物流センター兼工場」として、2020年8月から稼働する。

現地は北陸自動車道武生ICから2.7キロ、JR西日本北陸本線武生駅から4.6キロと広域輸送インフラ、従業員の交通利便ともに優れた立地。建物は2階建てで低床式ホームを採用、延床面積は2万2122平方メートルとなる。

▲ 完成予想図

■施設概要
名称：福井越前物流センター（仮称）
所在地：福井県越前市矢放町13字中横井2番1ほか6筆
敷地面積：1万9565平方メートル（5918.41坪）
延床面積：2万2122.83平方メートル（6692.16坪）
構造・規模：鉄骨造、2階建低床式ホーム構造
床荷重：1階2トン（1平方メートルあたり）、2階2トン（同）
搬送設備：貨物用エレベータ3基（3.6トン2基、4.5トン1基）、垂直搬送機3基（1.5トン）
設計・施工：大和ハウス工業
着工：2019年9月3日
竣工：2020年7月31日
稼働：2020年8月