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日本郵船、自動車運搬船と旅客船衝突想定の訓練

2019年9月11日 (水)

環境・CSR日本郵船は10日、同社が毎年行っている安全キャンペーン「Remember Naka-no-Se」の一環として、9月5日に重大事故対応訓練を行ったと発表した。

訓練では、伊豆下田沖を航行中の自動車運搬船が電源喪失後に高速旅客船と衝突し、損傷か所から貨物艙内に浸水が発生、旅客船では衝突により落水者が発生した事態を想定。国土交通省海事局や第三管区海上保安本部など社外の関係者も協力し、事故対策本部の設置から救助作業の連携、記者会見の実施まで、より実践的な対応訓練を行った。

「Remember Naka-no-Se」の活動は、1997年7月2日に東京湾で発生した同社タンカーの原油流出事故を教訓として、毎年7月1日から2か月間実施している安全キャンペーンで、今年は「基本動作として2S(整理・整頓)の徹底」をテーマに国内外の社員・役員300人が150隻を訪船し、船陸一体の安全活動を行った。