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日本郵船、重大事故対応訓練を実施

2010年7月7日 (水)

ロジスティクス重大事故想定訓練のようす日本郵船は5日、グループ会社の郵船クルーズと合同で、郵船クルーズが運航する客船「飛鳥II」で重大事故が発生したという想定で訓練を行った。

 

日本郵船グループでは、1997年7月に発生した大型タンカー「ダイヤモンド・グレース」の油流出事故後、事故を教訓として毎年7月1日から1か月間、全社員に安全運航の重要性を再認識させるキャンペーン「リメンバーNaka-no-Se」を行っており、今回の訓練はその一環として実施したもの。

 

海上保安庁や関係官庁、諸機関への連絡は実際には実施せず、模擬で行った。訓練では、(1)海難事故が発生したとの「飛鳥II」からの一報により、社内に郵船クルーズと合同で事故対策本部を立ち上げ、訓練を開始(2)事故に関する情報収集とともに、海上保安庁などの関係官庁や諸機関へ連絡。併せて情報開示の準備を開始(3)海上保安庁に救助を要請、負傷者を救助し、海上保安庁のヘリコプターで病院へ搬送(4)事態の進展に合わせて5回のプレスリリースを配信し、メディアからの問い合わせ対応を実施(5)本社で模擬記者会見を実施――のフローを確認しながら実施した。