ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本郵船、自動車船火災想定した実践訓練を実施

2016年11月22日 (火)

ロジスティクス日本郵船、自動車船火災想定した実践訓練を実施日本郵船は21日、安全キャンペーン活動の一環として、自動車専用船で重大事故が発生したことを想定した対応訓練を実施したと発表した。

今回は国土交通省海事局、第四管区海上保安本部など関係当局の協力を得て、例年以上に実践的な訓練として実施。本社事故対策本部ではプレスリリースのシミュレーションを行った。

訓練は「伊勢湾外で自動車専用船の貨物艙から出火、消火活動にあたっていた乗組員が負傷。さらに、火災により甲板上のパイプが破損し油が海面に流出した」という状況を想定し、(1)船舶管理会社から事故発生の報告を受け、直ちに事故対策本部を設置(2)国交省、海保庁を含む関係当局と情報を共有(3)負傷者の救助、消火活動、流出油の防除作業などの事故対応方針を国交省海事局、第四管区海上保安本部など関係者と協議し本船に指示(4)事態の進捗に合わせたプレスリリースの配信、メディアからの問い合わせ対応――といった流れで行った。