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エスライン、荷主の荷量拡大に対応し新倉庫2棟

2018年10月22日 (月)
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拠点・施設エスラインは22日、子会社のエスラインギフ(岐阜県岐南町)とエスライン郡上(同県郡上市)による新倉庫の建設を発表した。

エスラインギフは、コーヒーや茶などの飲料の充てん、包装、物流を一貫受託する充てん会社から入出庫・保管・輸送を新たに請け負うことになったため、「作業領域、業容の拡大につながる」として、新倉庫の建設を決めた。12月にも着工し、2019年10月1日からの稼働開始を見込む。

多くの物流企業が慢性的な人員不足となっていることから、新倉庫にはダイフク製の自動ラックシステム(1万624パレット収容)を導入して少ない人員でも物量増に対応できるようにする。投資額は17億円で、年間3億円の収入を見込む。

■エスラインギフ飲料保管自動倉庫の概要
所在地:岐阜県羽島郡岐南町平成5丁目1
規模:倉庫面積5455.12平方メートル(1750.87坪)
土地:9701.58平方メートル
ダイフク製自動ラックシステム:1万624パレット収容(16列×73連×9段+112パレット)
建物収容パレット:計1万1116パレット(1パレット最大重量1000キロ、パレットサイズ1.1m×1.1m×1.5m/1.1m×0.9m×1.5m)
用途:飲料の入出庫作業、保管・輸送
投資額:17億円
稼動日:2019年10月1日
予想売上高:3億円(年間)

また、エスライン郡上は医薬品メーカーからの委託を受け、移動式ラック付の定温管理倉庫を建設する。

荷主の製造ラインの大幅な増設・増産計画に対応するもので、移動式ラックを導入して限られたスペースでより多くの製品をパレット保管できるようにするほか、空調設備によって製品を定温で完全管理する機能を備える。

12月に着工し、19年4月中旬の完成、5月1日から稼動開始を目指す。

■エスライン郡上移動式ラック付定温管理倉庫の概要
所在地:岐阜県郡上市八幡町旭字中島浪195
規模:土地2912.64平方メートル(8817坪)
倉庫面積:1774.78平方メートル(536.87坪)
ダイフク移動ラック:2048パレット収容(1列×21パレット)×4段(26列×19パレット)3パレット×4段(1パレット最大重量600キロ)
荷姿:W1.2m×L1m×H1.25m
パレット:W1.2m×L1m×H0.15m
用途:医薬品、医薬部外品などの入出庫作業、保管・輸送
投資額:4億円
稼動日:2019年5月1日
予想売上高:6000万円(年間)