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IHIMU、世界最大級のフローティングクレーンを引渡し

2012年7月19日 (木)

ロジスティクスIHIマリンユナイテッド(IHIMU、東京都港区)は19日、ジュロン・シップヤード(JSL、シンガポール)からクレーン船を受注し、呉工場(広島県呉市)で引き渡しを行ったと発表した。「L-3601」と命名された。IHI運搬機械(東京都中央区)がクレーン部の製作を担当した。

 

JSLは、IHIとシンガポール政府の合弁で1963年に設立された会社で、修繕船を中心に海洋構造物造修、リグ建造のリーディングヤードとして知られている。

 

生産能力増強を図るJSLから引合いがあり、2010年にIHIMU、JSL間で契約締結、IHIMUの呉工場で建造した。3600トンの吊能力を持ち、世界最大級のクレーン船となる。完成後、半没水式重量物運搬船に積載し、シンガポ-ルに向けて搬送、10日間の航海を経てシンガポ-ルに到着した。