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大型トラック左折時の自転車警報装置、22年から導入

2019年10月15日 (火)

サービス・商品国土交通省は15日、道路運送車両の保安基準などを一部改正し、大型貨物自動車が左折時などに自転車と衝突するおそれがある場合に運転者に警報する側方衝突警報装置に関する国際基準を導入するとともに、スマートフォンなどを自動車のカギとして利用する技術を搭載した自動車が安全に市場投入されるための環境整備を行うと発表した。

「側方衝突警報装置関連の協定規則(第151号)」などが、国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(WP29)で採択されたことを踏まえ、日本でもこの基準を導入。新型車は2022年5月から、継続生産車は24年5月から適用対象とする。側方衝突警報装置など新規採択基準に関連する改正は11月15日から施行される。

また、自動車は現在、専用の鍵でのみ施錠・解錠が認められているが、一定のセキュリティ対策が施されていることを確認した上で、スマートフォンなどを自動車の鍵として利用し、運転できる機能を認める。即日施行される。