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クオンに運転手の「異常」検知器搭載、UDトラックス

2023年3月20日 (月)

▲大型トラック「クオン」(出所:UDトラックス)

サービス・商品UDトラックス(埼玉県上尾市)はこのほど、大型トラック「クオン」に、運転手の運転姿勢などを検知する「ドライバーモニター」と側方衝突警報装置(BSIS)を右側にも搭載し、安全性能を一層向上させたと発表した。2月末から生産を開始しており、順次販売する。

発表によると、ドライバーモニターが搭載されるのは、2022年発売の旗艦モデル。運転席のピラーに取り付けられたカメラが、運転手の顔向きや姿勢、目の開眼度を検知し、運転手の状況に応じて注意を喚起する。脇見運転したり姿勢を崩したりしていると、ポップアップ音とブザー音で注意を発する。また眠気を感じていると判断された場合には、ポップアップ表示とブザー音で休憩を取るよう促す。

BSISに関しては、19年11月施行の国際基準「側方衝突警報装置に係る協定規則」(R151)で車両総重量8トン以上の貨物自動車に、運転席左側へのBSISの搭載が義務付けられている(継続生産車は24年5月から適用)。

▲運転席右側に追加されたBSIS

同社は22年9月、クオンに業界でいち早くR151に対応した追加モデルを発売したが、今回はレーンチェンジサポート(LCS)機能とともに、運転席の右側にもBSISを搭載し、さらに安全性を確保した。

車体の右側に自転車や他の車両などを検知した際は、助手席のピラーに搭載されたインジケーターが点灯。右折時や車線変更時に衝突の可能性あると、インジケーターが点滅してポップアップ表示とブザー音で警報する。

油圧式ステアリングギアボックスに搭載した電気モーターが運転を支援する「UDアクティブステアリング」についても、新たに2車型に採用を拡大した。ドライバーの疲労軽減と安全に寄与するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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