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レッドウッド、初開発の物流施設で3PL会社と全棟契約

2012年7月24日 (火)
RW市川原木(仮称)の完成予想図

RW市川原木(仮称)の完成予想図

ロジスティクスレッドウッドグループ・ジャパンは24日、国内で最初の新規開発物流施設「市川原木プロジェクト」で、国際的な3PL事業者と長期賃貸借契約を20日付で締結した、と発表した。3PL事業者は同施設全棟を利用する。

 

レッドウッドグループ・ジャパンでは新施設の仮称を「RW市川原木」としており、10月に着工、2013年9月に完成する。敷地面積は1万6400平方メートル、延床面積は3万2739平方メートルで、当初はマルチテナント(複数企業入居)型施設として計画したが、着工前に1社で100%の入居が決まった。

 

RW市川原木は東関東自動車道(東関道)と東京外環自動車道の市川ジャンクション(2015年完成)に隣接し、市川ICから1キロメートルと恵まれた立地条件。

 

施設は地上4階建て、各階8000平方メートルで1階に30台のトラックバースを備える。同社は「航空貨物を扱う物流センターとして、成田空港と羽田空港の中間点に位置するメリットを発揮できる」と期待している。

 

屋上には、再生可能エネルギー特別措置法の固定価格買取制度を適用した太陽光発電システムを採用し、700KWの発電容量を持つ。多結晶シリコン太陽電池を2940枚使用し、発電規模は一般家庭190戸分の使用電力に相当する。さらに全館LED照明器具を、窓ガラスにも省エネガラスを採用する計画。今後、建物全体でTAPA-Aの認定を取得する方針。

 

■問い合わせ先
レッドウッドグループジャパン
向後(こうご)氏
TEL:03-3230-7121