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レッドウッドG、物流施設開発をスタート、千葉で1号案件

2012年3月6日 (火)

ロジスティクスレッドウッド・グループ(RWG)はこのほど、千葉県市川市原木の敷地3万2739平方メートルに物流施設「レッドウッド市川原木」(仮称)を建設すると発表した。日本法人が手掛ける物流施設プロジェクトとしては初の事例で、8月に着工、2013年7月に竣工する。

 

シンガポールに拠点を置くレッドウッド・グループはこれまで、主にオフィスや住宅開発を手掛けていたが、昨年初頭から物流施設に特化する方針を打ち出し、日本と中国で開発プロジェクトの準備を進めていた。

 

日本法人の物流施設開発プロジェクトとして最初の案件となるRedwood市川原木は、TMK(特定目的会社)方式で投資家から資金を募った。既に3PL事業会社がテナントとして入居することが決まっている。3PL事業会社は、賃貸可能面積3万2739平方メートルの66%を賃借利用する。

 

レッドウッド市川原木は東関東自動車道(東関道)と東京外環自動車道の市川ジャンクション(2015年完成)に隣接し、市川ICへ1キロメートルと立地条件に優れる。施設は地上4階建て、各階約8000平方メートルで、1階に30台のトラックバースを持ち、11台の大型トラック駐車場と来訪者用の駐車場を確保する。京葉線二俣新町駅から徒歩13分と通勤に便利な立地で、大規模な住宅地にも近く、雇用面で優位性を持っている。

 

同社は現在、物流施設開発を展開するファンドの組成準備を進めており、日中両国で新規開発プロジェクトを加速させる考え。

 

問い合わせ先
レッドウッドグループ
担当:向後(こうご)氏
TEL:03-3230-7121