佐渡汽船3Q、コメなど貨物輸送5.9％減

財務・人事佐渡汽船が12日に発表した2019年12月期第3四半期（1-9月）決算は、売上高88億5000万円（前年同期比0.2％増）、営業利益5700万円（40.9％増）と増収増益となった。

輸送実績は、コメなどの貨物輸送量が5.9％減少したが、旅客、自動車航送は前年並みを維持した。一般貨物自動車運送は、整備収入とリース収入が減少して前年同期比6.5％の減益となった。

通期の業績予想は、売上高を2億9300万円、営業利益を2億4700万円、最終利益を2億600万円下方修正し、営業損益は7200万円の赤字、最終損益は1億7500万円の赤字となる見通し。ことし3月に発生したジェットフォイル「ぎんが」の接触事故と、続発した台風の影響で旅客輸送量が伸び悩んだことによる。