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ヤマト、企業から個人の支払い電子マネー対応

2019年11月20日 (水)

サービス・商品ヤマトホールディングス傘下のヤマトシステム開発(YSD)は、中古品買取や返品で発生する企業から個人への支払いを、個人が希望する電子マネーでキャッシュレスに受け取ることができる「マルチバリューチャージサービス」を提供開始した、と発表した。

同サービスは、企業が個人の希望する決済手段をYSDへ連携し、YSDが各決済事業者へ支払い依頼を連携することによって、個人が希望する決済手段で支払いが即時に実行されるもの。企業側は、顧客のキャッシュレス決済ニーズに対応することで満足度向上を見込めるほか、各決済事業者への支払い手続きをYSDが一括して行うため、手間が省ける。

個人側は好きなタイミング・決済手段で支払いを受けられるメリットがあり、決済事業者も自社ブランドの利用拡大が見込めるためメリットを享受できる。

同サービスは、既にリユース業界大手「ブックオフ」の一部店舗で導入を開始しており、同社は今後、対応可能な決済手段を順次拡大し、2025年までに100社の導入を目指していくという。

▲支払いの流れ(出所:ヤマトHD)