アパレル青山商事は25日、連結子会社のイーグルリテイリングが展開している国内のアメリカンイーグル・エアリー事業について、年内にECを含めた全店舗を閉店することを発表した。
同社は、2010年12月から住金物産(現:日鉄物産)と合弁でイーグルリテイリングを設立し、米・アメリカンイーグルアウトフィッターズ(AEO社)の加盟店として実店舗とEC販売の国内事業運営を行ってきたが、AEO社と今後の事業方針について協議を重ねた結果、ライセンス契約を終了することで合意。年内にECを含めた全店舗を閉店し、今後はビジネスウェア事業に注力していくという。
同社は今月4日からECに特化した物流拠点「ロジスティクスセンター横浜町田」を稼働させ、「洋服の青山」と「ザ・スーツカンパニー」のビジネスウェア2業態のEC在庫を集約。新たにオーダースーツのネット受注サービスを始めるなど、ビジネスウェアのEC事業に力を入れている。