ロジスティクスサノヤス造船は3日、同社の水島製造所で建造していた2800総トン型旅客船兼自動車搬送船「フェリーあい」が竣工し、12月3日に引き渡しを行った、と発表した。
同船は12月15日から南海フェリー(和歌山市)の和歌山港―徳島港間で就航する予定で、船体には徳島の名産品である藍染めをイメージした「藍色」を配色。「I:私」「愛」「藍」の3つのキーワードをもとに命名されたという。
南海フェリーは就航開始を記念して、12月15日の和歌山港10時35分発、徳島港13時25分発の乗船客に就航記念品をプレゼントするとしている。現在同区間の運航を担っている「フェリーつるぎ」は、同日徳島港8時発で引退する。