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東京労働局、ヤマトの羽田クロノゲート視察

2019年12月4日 (水)

行政・団体東京労働局は3日、労働災害防止を目的として、11月22日に物流ターミナルの安全衛生パトロールを実施した、と発表した。

同局は現場視察でヤマト運輸の羽田クロノゲートベースを訪れ、プラットホームとトラックの荷台の高さを合わせる設備(ドックレベラー)、作業動線の確保、外国人労働者に対する安全衛生教育、協力会社との連携・協力などについて確認。中村労働基準部長がこれらの取り組みの推進を求める講評を行った。

都内の陸上貨物運送事業では、休業4日以上の労働災害が3年連続で増加しており、繁忙期となる年末に向けて労働災害防止対策の徹底を促すものとして安全衛生パトロールを実施した。同局では11月にも、管内の労働基準監督署が物流施設など36事業所を集中的に指導したほか、陸運事業者向けの労働災害防止講習会を開催している。

▲都内の陸運業の労働災害発生件数(出所:東京労働局)