ロジスティクス東京都港湾局などは16日、東京2020大会の交通混雑緩和に向けた取り組みとして、同日から大田区城南島に荷役待ちトラック用の待機場を設置するトライアルを開始したことを発表した。
この取り組みは、倉庫などの荷役待ちトラックが都道316号(臨港道路大井縦貫線)の交通混雑の一因となっていることを受けて実施するもので、特に物量が多くなる年末年始に、24時間無料で利用できる待機場を用意することで、混雑の緩和を目指す。
トラックは、倉庫などで搬出入の受け付けを済ませた後、近くにコンビニエンスストアのある城南島の待機場で休憩し、呼び出し後に再び倉庫へ向かう。対象となる車両は、倉庫荷役待ちのバンボディ、ウイングボディなどのトラックで、コンテナ車両は対象から外れる。
このほか、東京都港湾局はコンテナ車両向けに、23日からコンテナターミナルのゲートオープン時間を拡大する取り組みを開始する予定で、東京2020大会に向けて効果測定を行う。