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東京港でコンテナ搬出入予約を実証、混雑緩和狙い

2021年8月17日 (火)

大井車両待機場の一部の区画を予約車用の待機場所として確保する(出所:東京都)

行政・団体東京都は16日、東京港における2021年度の「車両待機場を活用した東京港におけるコンテナ搬出入予約制実証事業」を8月27日に開始すると発表した。ふ頭周辺における交通混雑の緩和が狙い。東京港埠頭、東京港運協会との3者で共同実施する。

大井5号ターミナルを使用するワンハイラインズ(東京都千代田区)がモデル事業者を務め、コンテナ搬出入予約制の運用時における最適な予約枠の時間設定のあり方や、円滑に受け入れられる車両台数、予約時間前に到着した車両の待機場所としての車両待機場の有効性などを検証する。

待機場所は、大井車両待機場の一部区画を使用。予約を行った車両は、時間までに待機場に到着したのち、搬出入の時刻に合わせて誘導員の指示もとターミナルに移動することで、埠頭周辺が混雑しないようにする。