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JAL更生計画案、貨物事業は旅客機の貨物室利用に特化

2010年9月1日 (水)

ロジスティクス会社更生手続きを開始していた日本航空グループは8月31日、東京地方裁判所に更生計画案を提出した。同社グループは11月30日の更生計画認可を目指す。

 

計画案のうち、物流分野に関連する項目では「航空運送事業の見直しに向けた取り組み」として貨物専用機の運休などを盛り込んだ。貨物郵便事業は、貨物専用機(フレーター)を運休し、旅客機の貨物室(ベリー)を利用した事業に特化する。

 

同社では初年度からの営業黒字化と債務超過脱却を目指し、貨物事業の縮小とともに周辺事業領域の子会社売却を進める。