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東北運輸局長「共同輸配送などの支援を推進」

2020年1月7日 (火)

国内東北運輸局は6日、吉田耕一郎局長の年頭の辞を発表した。物流関連では、総合効率化計画の支援や、非常時の輸送体制強化について語った。

(以下、要約)

物流分野においては、働き方改革・生産性向上に向けた取り組みの一環として、トラック輸送における取引環境や長時間労働の改善が進められているほか、人流・物流を同時に行うことで人手不足問題の解決と生産性の向上を図る「貨客混載」や流通業務を一体的に実施する「輸送網の集約」「モーダルシフト」「輸配送の共同化」などの輸送効率化の動きが東北地方各地で広がってきている。今年度は、楢葉町、浪江町で総合効率化計画策定に向けた補助を活用し、共同輸配送の取り組みが進められており、東北運輸局では、このような取り組みに対する支援を引き続き推し進めていく。

運輸の安全・安心の確保については、運輸安全マネジメントや事業者に対する監査・指導を通じた安全意識の向上に努めるなど、運輸事業の最大の使命である安全・安心の確保を第一に、国土交通本省や各関係機関と連携しつつ、万全を期していく。また、昨今、自然災害が多発する中で、防災・減災、万が一の発災後においても、必要な輸送の確保や被災地の早期の復旧について、迅速かつ適切に実施するため、体制を強化していく。