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宣工社、化粧品販社・OEM向けに物流施設貸出し

2020年1月8日 (水)

メディカル宣工社(埼玉県所沢市)は7日、薬事許認可を得ている「川越薬事物流センター」(埼玉県川越市)の薬事スペースの一部450坪を、化粧品販社やOEMメーカー向けに流通加工・生産物流現場として貸し出すことを発表した。

2018年2月に開設した「川越薬事物流センター」は、業界最大級の薬事専用フロアを備え、化粧品・医薬部外品の充填作業をはじめ、検品、ラベル貼付、印字、包装、梱包、アッセンブリ加工などの流通加工と、在庫保管、デバンニング、バンニング、発送、通販物流、店舗向け物流などの倉庫物流業務に対応。借主が作業スタッフを雇用することが困難な場合は、宣工社の専用スタッフを充てることも相談に応じる。

化粧品販社やOEMメーカーは、薬事スペースを賃借することで、少ない設備投資で薬事仕様の工場・作業現場を保有できるため、繁閑期の対応や外的要因による一時的な生産増などの課題解決につながる。

同社は、賃貸借契約の形態にサブスクリプション形式(一定期間の定額契約)を採用しており、化粧品・医薬部外品の製造物流業では初めての試みになるという。