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商船三井と東洋建設、洋上風力発電作業船で協業

2022年2月22日 (火)

環境・CSR商船三井と東洋建設は21日、洋上風力発電に関連する作業船事業の協業検討にかかる覚書を締結したと発表した。国内外の洋上風力発電事業に関連する海上工事向け船舶の事業化に向けて協議を開始。環境対応の新規ビジネスの創出につなげる取り組みだ。

商船三井と東洋建設は、洋上風力に関する各種作業船の国内外における需要に基づき、洋上風力発電事業に必要となる作業船の事業機会の獲得を目指す。

▲洋上風力発電事業に関する作業船の協業イメージ(出所:商船三井)

商船三井が積み重ねてきた船舶の建造や保有、運航における豊富な実績と、東洋建設が持つ海洋工事の豊富な知見と洋上風力の技術開発を組み合わせることで、国内外の洋上風力発電事業における作業船需要に応えるとともに、再生可能エネルギーの切り札として期待される洋上風力発電事業のバリューチェーンに広く貢献していく。

東洋建設の設立にあたっては、商船三井の源流のひとつである山下汽船が筆頭株主となり、山下亀三郎社長(当時)が初代社長に就任した経緯もあり、商船三井と東洋建設は歴史的に関係が深い。今回の覚書締結を契機として、洋上風力発電事業を通じてさらに強固なパートナーシップを構築していく。