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日本郵船、洋上風力向け作業員輸送船を発注

2024年2月20日 (火)

荷主日本郵船は20日、洋上風力発電向けの作業員輸送船(CTV)1隻を1月に発注した、と発表した。発注先は、小鯖船舶工業(岩手県釜石市)で、日本郵船がCTVを国内の造船所に発注するのは初めてという。

▲船舶のイメージ図(出所;日本郵船)

今回発注した船舶は、全長28m、型幅9m、総トン数145トンで乗客定員数は12人。2025年後半から26年にかけて完成させ、その後、国内の洋上風力発電設備の建設と保守に関わる作業員輸送に従事する予定だ。

日本郵船が保有するCTVとしては3隻目。国内での保有としては、23年4月に完成させた北海道の石狩湾新港洋上風力発電所に従事する「RERA AS」(レラアシ)に次ぐ2隻目となる。

国内では、26年ごろから洋上風力発電設備の建設が本格化することが見込まれており、CTVのニーズも高まっていくことが予想される。日本郵船は、26年度までに洋上風力バリューチェーンに430億円の投資を行う計画を公表しており、今回の建造もその一環だという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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