オイシックス、移動スーパーとくし丸が宮城で開業

荷主オイシックス・ラ・大地は23日、同社の連結子会社であるとくし丸（徳島市）が、46都道府県目の展開となる宮城県で初めて移動スーパー「とくし丸」を開業した、と発表した。

移動スーパー「とくし丸」は、地域の提携スーパーマーケットと契約した販売パートナー（個人事業主）が、店舗から商品を選りすぐり、冷蔵機能を備えた軽車両で400品目1200点におよぶ商品を巡回して販売するもので、「買い物難民」の支援を目的に2012年に設立された。

今回初めて展開することになった宮城県では、提携スーパーマーケットである「Aコープかしまだい店」（宮城県大崎市）の開業をきっかけとして、初めて「とくし丸」導入された。
東北エリアは、今後「買い物難民」が増加し、地域の見守りを兼ねた移動スーパーのニーズがさらに高まることが予想されている。

▲販売パートナーの梁川将太さん。東日本大震災を機に地元宮城へUターンし、地域の高齢者を助けたいという思いで「とくし丸」を開業した（出所：オイシックス・ラ・大地）