ロジスティクス日本郵便は29日、EMS郵便などの国際郵便物に配送遅延が発生していることを発表した。
中国の郵便事業体では、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、湖北省宛ての郵便物に関しては受取人に事前連絡する措置をとっており、配送に遅延が発生するおそれがある。
また、マカオの郵便事業体は、感染症拡大を受けて1月30日・31日にマカオでの郵便サービスを一時停止している。
同社は、「中国・香港・マカオ宛ての国際郵便物の引き受けが急増しており、空港施設と国際交換局の差立処理や通関手続などに時間を要している」として、中国方面宛ての国際郵便物に遅延が発生している理由を説明した。