M&A芙蓉総合リースとヤマトホールディングスは30日、芙蓉総合リースがヤマトリースの発行済株式の60%を36億円で取得し、4月1日付で同社を連結子会社とすることを発表した。
ヤマトリースは、全国に50近い事業所をもち、運送会社向けにトラックのリース事業や中古トラックの販売仲介事業などを展開しているが、市場の影響もあり、2019年3月期の営業利益は1億7800万円と前年同期から85.4%減少していた。
今後はヤマトリースを共同事業化し、芙蓉リースグループが展開する多様なソリューションや金融系のリスク管理機能などのノウハウを組み合わせて運送会社に提供することで、同社の事業拡大と物流業界の生産性向上を目指すという。