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マツキヨHD・ココカラF統合で物流コスト削減見込む

2020年1月31日 (金)

M&Aマツモトキヨシホールディングスとココカラファインは1月31日、経営統合に向けた資本業務提携契約を締結した、と発表した。2021年10月1日の経営統合完了を目指す。

両社は、マツモトキヨシHDの1681店舗とココカラファインの1333店舗を合わせた3014店舗の展開で「美と健康の分野でアジアNo.1」となることを目標に掲げており、経営統合後3年目に数百億円規模の収益改善効果を見込む。

具体的には、商品の共同開発・共同仕入による収益性の向上、顧客基盤の統合によるオムニチャネル販売の強化、店舗配送の相互補完による物流コスト削減、決済手法の統一による手数料の削減――を収益改善効果として挙げている。

両社が展開するブランドについては、「経営統合後一定期間は両社の既存ブランドを併用するが、新たなブランドを用いることを含めて慎重に検討を重ねる」としている。