財務・人事共栄タンカーが5日発表した2020年3月期第3四半期決算(19年4月-12月)は、売上高89億2700万円(前年同期比15.1%減)、営業利益11億7300万円(13.8%減)、最終利益7億6300万円(5.6%増)で減収減益となった。
19年7月にVLCC「TENRYU」(テンリュウ)を取得、9月には2021年6-11月に竣工するVLCC1隻の取得を決めるなど、船隊構成の整備・拡充に取り組んだほか、運行効率の向上と諸経費の節減に取り組んだ。
通期は、19年12月に連結子会社であるオーシャンリンクマリタイムS.A.が保有する油槽船を譲渡したことによる、特別利益が計上されることから、売上高123億円(前期比8.3%減)、営業利益15億5000万円(7.2%減)、最終利益10億円(19.3%増)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 8,927 [-15.1%] | 5,869 [-18%] | 2,867 [-21.6%] | 13,406 [7.2%] |
営業利益 | 1,173 [-13.8%] | 909 [-1.4%] | 477 [3.5%] | 1,671 [14.8%] |
最終利益 | 525 [-62.5%] | 440 [-9.8%] | 278 [124.2%] | 1,137 [45.8%] |
売上高営業利益率 | 13.1% | 15.5% | 16.6% | 12.5% |