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共栄タンカー、船隊拡充も上期決算減収減益

2019年11月8日 (金)

財務・人事共栄タンカーが8日発表した2019年度上半期決算は、売上高58.6億円(前年同期比18%減)、営業利益9億円(1.4%減)、上期最終利益4.4億円(9.9%減)で減収減益となった。通期は売上高120億円(前期比10.1%減)、営業利益17億円(1.7%増)、最終利益7.5億円(34%減)を見込む。

7月にVLCC「TENRYU」(テンリュウ)を取得、9月には2021年6-11月に竣工するVLCC1隻の取得を決めるなど、船隊構成の整備・拡充に取り組んだ。また10月1日付でシンガポールに外航海運事業、営業活動・情報収集などをミッションとする現地法人を設立した。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/中間20/3/1Q19/3/通期19/3/3Q
売上高5,869 [-18%]2,867 [-21.6%]13,406 [7.2%]10,519 [10.3%]
営業利益909 [-1.4%]477 [3.4%]1,671 [14.7%]1,361 [4.1%]
最終利益440 [-9.8%]278 [124.1%]1,137 [45.7%]1,399 [60.8%]
売上高営業利益率15.5%16.6%12.5%12.9%