ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本石油輸送、人件費・車両投資で石油輸送減益

2020年2月6日 (木)

財務・人事日本石油輸送が6日に発表した2020年3月期第3四半期決算(19年4-12月)によると、国内の石油需要が長期的に減少傾向にある中、LNG(液化天然ガス)や水素の輸送、化成品の海外輸送の推進に取り組み、売上高は250億5100万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は7億200万円(6.6%増)の増収増益となった。

石油輸送は、人件費と車両投資が増加し、部門売上120億4000万円(0.4%減)、部門利益3億6300万円(39%減)と大幅減益。

高圧ガス輸送は、運賃改定と好調だったLPG(液化石油ガス)輸送がLNGの減収分をカバーし、部門売上は62億5900万円(2.6%増)、部門損益は、前年同期の2400万の損失から一転して、8900万円の利益となった。

化成品・コンテナ輸送は、新規案件の獲得や海外輸送料金の見直しが進捗したほか、前年度の自然災害による反動増で、部門売上66億1500万円(3.2%増)、部門利益1億9900万円(518.1%増)となった。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/3Q20/3/中間20/3/1Q19/3/通期
売上高25,051 [1.3%]15,968 [2.7%]7,845 [1.5%]34,240 [3.9%]
営業利益702 [6.7%]195 [-10.6%]92 [-48.9%]1,009 [-17.6%]
最終利益738 [26.4%]324 [29.6%]203 [2.5%]831 [-19.9%]
売上高営業利益率2.8%1.2%1.2%2.9%