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名鉄運輸、コスト増で通期減益見込みに

2020年2月6日 (木)

財務・人事名鉄運輸が6日に発表した2020年3月期第3四半期(19年4-12月)決算は、売上高893億3500万円(前年同期比1.2%増)、営業利益42億1400万円(5.6%減)の増収減益となった。

流通倉庫部門は、主要顧客である飲料メーカーと日用品メーカーの取り扱いが好調で増収につながったが、貨物運送部門は取扱量が前年同期実績を下回った。営業利益の減少は人件費や償却費によるもの。

同社は、人件費と償却費が当初予想を上回って増加していることから、通期の売上予想は1170憶円(0.9%増)と据え置くものの、営業利益予想は5億円引き下げて44億円(10.1%減)とする下方修正を行った。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/3Q20/3/中間20/3/1Q19/3/通期
売上高89,335 [1.2%]58,858 [2.8%]28,912 [0.2%]115,924 [3.4%]
営業利益4,214 [-5.6%]2,755 [9.1%]1,276 [-11.1%]4,896 [9.2%]
最終利益2,754 [-5.4%]1,842 [13.4%]867 [-10.6%]2,928 [-3.6%]
売上高営業利益率4.7%4.7%4.4%4.2%