財務・人事名鉄運輸が6日に発表した2020年3月期第3四半期(19年4-12月)決算は、売上高893億3500万円(前年同期比1.2%増)、営業利益42億1400万円(5.6%減)の増収減益となった。
流通倉庫部門は、主要顧客である飲料メーカーと日用品メーカーの取り扱いが好調で増収につながったが、貨物運送部門は取扱量が前年同期実績を下回った。営業利益の減少は人件費や償却費によるもの。
同社は、人件費と償却費が当初予想を上回って増加していることから、通期の売上予想は1170憶円(0.9%増)と据え置くものの、営業利益予想は5億円引き下げて44億円(10.1%減)とする下方修正を行った。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 89,335 [1.2%] | 58,858 [2.8%] | 28,912 [0.2%] | 115,924 [3.4%] |
営業利益 | 4,214 [-5.6%] | 2,755 [9.1%] | 1,276 [-11.1%] | 4,896 [9.2%] |
最終利益 | 2,754 [-5.4%] | 1,842 [13.4%] | 867 [-10.6%] | 2,928 [-3.6%] |
売上高営業利益率 | 4.7% | 4.7% | 4.4% | 4.2% |