財務・人事欧州鉄道貨物最大手のDBカーゴ(ドイツ)が、6200人の人員削減を柱とする大規模な再編策を打ち出したと、CLECAT(欧州運送・物流・通関サービス協会)が報じた。欧州委員会が承認した国家補助の条件に基づく再建計画の一環で、削減規模は現在の従業員数のほぼ半数に相当する。2026年末までの収益回復を目標に掲げる。
人員削減は、現場オペレーション、配車、計画、管理部門、営業、ITなど幅広い部門に及ぶ。特に単車輸送(SWL)事業では、事業再編に伴い2000人を削減する。あわせて列車の組成作業をケルン・ブレンベルク、ゼールツェ、マンハイム、ニュルンベルクの4拠点に集約し、運行体制の効率化を進める。
DBカーゴは、親会社であるドイツ鉄道の貨物部門として長年にわたり業績不振が続いてきた。欧州委は、DBカーゴと親会社との間で結ばれていた損益移転契約が21年末に違法状態に陥ったと判断し、同社を厳しく監視してきた。24年には19億ユーロの条件付き国家補助を承認したが、コスト削減や資産売却、国内輸送量を一定水準に抑える拡張制限など、厳格な再編策の実行を義務付けている。期限は26年12月31日。
DBカーゴは22年にも再編に着手したが、24年の営業損失は3億5700万ユーロに達した。CEOのベルンハルト・オスブルク氏によれば、25年も4000万-6000万ユーロの赤字を計上したという。新戦略では、国際市場への重点シフト、コスト削減、SWL事業の再構築、企業文化の改革という4本柱で再建を図る。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。




















