ロジスティクスDPワールド(UAE)は19日、チリ中部のサンアントニオ港にある自社多目的ターミナルで、1隻から6338台の完成車を荷揚げし、同国で過去最大となる自動車荷揚げ記録を更新したと発表した。船舶は自動車専用船「Morning Lily」で、単一オペレーションとしては2021年に同ターミナルで記録した6185台を上回った。

(出所:DPワールド)
今回の作業では、RORO向けの専用ランプや機材、最適化されたヤード配置、ゲート、搬出工程の効率化を組み合わせ、大量の完成車を安全かつ迅速に処理した。DPワールド・チリのカーティス・ドイロンCEOは、「船舶計画からヤード管理、国内配送までを一体で運用できる点が、同社の自動車物流の強み」と強調した。
サンアントニオ港は、チリに輸入される完成車の95%以上を取り扱う最大の自動車ゲートウェイとして機能しており、DPワールドは20年以上にわたり同国の自動車サプライチェーンを支えてきた。今回入港したMorning Lilyは、上海を出港し、スズキ、起亜、長安汽車、長城汽車、マツダ、フォード、ボルボ、SAIC Motor、テスラなど、複数のグローバルOEMの車両を積載していた。
同ターミナルの自動車取扱量は年々増加しており、23年は22万7601台、24年は23万5822台を処理した。DPワールドは25年に24万8000台を扱うと見込んでいる。
また同社は、チリにおける電動化の進展にも対応しており、テスラ車や電動バスの大量輸入を手がけてきた。電動車や新エネルギー車の増加に伴い、安全性や保管要件に配慮したオペレーションへの適応を進めつつ、効率性とスループットの維持を図るとしている。完成車物流の中核拠点として、サンアントニオ港の存在感は今後も高まりそうだ。
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