財務・人事中央倉庫が12日に発表した2020年3月期第3四半期(19年4-12月)決算によると、金沢営業所の増築倉庫稼働と経営の効率化によって、売上高199億9300万円(0.5%増)、営業利益12億3700万円(5.7%増)の増収増益となった。
部門別では、倉庫部門で新規保管貨物に関する費用がなくなったことで、部門利益が16.1%増となった。運送は、取扱数量が減少したことで部門売上95億4400万円(1.4%減)となったが、料金改定や配送・配車の効率化が奏功し部門利益は7億9700万円(4.2%増)を確保した。
国際貨物取扱は、梱包・通関の取り扱いが輸出入ともに減少したが、三国間貿易の取り扱い増加によって、部門売上56億6000万円(2%増)、部門利益3億6900万円(1.5%減)の増収減益となった。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 19,993 [0.5%] | 13,400 [1.6%] | 6,716 [0.9%] | 26,241 [0.8%] |
営業利益 | 1,237 [5.6%] | 840 [7.4%] | 442 [2.8%] | 1,540 [-4.7%] |
最終利益 | 935 [32.8%] | 636 [27.2%] | 354 [2.3%] | 825 [-34.2%] |
売上高営業利益率 | 6.2% | 6.3% | 6.6% | 5.9% |
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中央倉庫、金沢営業所の倉庫増築(19年9月25日掲載)
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中央倉庫、京都市の倉庫一部取壊しホテルに(19年11月9日掲載)
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