財務・人事中央倉庫が8日に発表した2020年3月期第1四半期(4-6月期)決算によると、売上高は運送が減少したものの倉庫・国際貨物取扱で挽回し、67億1600万円(0.9%増)。営業利益は、全部門で増益となり4億4200万円(2.8%増)となった。
部門別では、倉庫は堅調に推移し部門売上16億3200万円(2.9%増)、部門利益2億600万円(3.2%増)の増収増益。運送は、取扱量の減少と人件費の増加があったが、料金改定や配送・配車の効率化が奏功し部門売上31億9900万円(1.8%減)、部門利益2億6700万円(5.7%増)と減収増益。国際貨物取扱は、通関業の取り扱いが増加して部門売上19億2200万円(4.2%増)、部門利益1億3500万円(2.6%増)の増収増益となった。
前期(4-6月期)は、5月に滋賀県大津市の倉庫施設建設用地を取得するなど、新たな取り組みを進めている。
20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | |
---|---|---|---|---|
売上高 | 6,716 [0.9%] | 26,241 [0.7%] | 19,894 [1.1%] | 13,191 [1%] |
営業利益 | 442 [2.7%] | 1,540 [-4.7%] | 1,171 [-3%] | 782 [-7.6%] |
最終利益 | 354 [2.3%] | 825 [-34.2%] | 704 [-27.4%] | 500 [-20.5%] |
売上高営業利益率 | 6.6% | 5.9% | 5.9% | 5.9% |