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三菱商事、月額ロボットレンタルに新機種投入

2020年2月19日 (水)

サービス・商品三菱商事は19日、月額制倉庫ロボットサービス「Roboware」(ロボウエア)の新たなラインナップとして予定している、中国・HCロボティクス社の自動仕分けシステム「オムニ・ソーター」を国際物流総合展で初公開した。

「オムニ・ソーター」は、小型ロボットを用いた自動仕分けシステムで、商品をロボットの上にのせるとスキャナーが商品のバーコードを読み取り、小型ロボットがソーター内を縦横自由に移動して仕分けを行う。三菱商事の松本信一郎プロジェクトマネジャーは「1時間あたり1200ピース以上の処理ができる。これは人の作業速度の4-5倍にあたる。ただ商品を置くだけなので、作業員が替わっても問題なく作業を進めることができる」と、処理速度と操作性に自信をのぞかせる。

▲商品をただロボットの上にのせるだけなので、技術も不要

ソーターはモジュール化されているため、複数台を連結することが可能で、延伸してもロボットの台数を増やすことで生産性を保つことができるほか、導入・移設・保守作業も容易となっている。

松本氏によれば、同製品は物流施設で実証実験中の段階だが、5月から市場投入を考えているという。